物を働かすとは

前回は、「ほんとうに大切にすることは、むだに使わぬことであり、さらに金銭を生かして使うことであって、これがその頂上である。」

という学びでした。
今日は、そこからです。

「物は、人と同じように生きている。
人が徳の高い人のもとに集まるように、物もまた少しでもよく働かしてくれる人のところに集まる。

物をほんとうに働かすとは、使う時思い切ってこれを使う事である。

ケチケチするのは、金銭を生かす事にはならぬ。

大たんに、よろこんで、すぐにこれを出す。
これが生かすこと、金を働かすことである。

それで我欲(よく)の人は金銭を自分一人のために、自分の勝手のためにのみ使いたいという心であるから、活動したい子供たちを、親の勝手にしばりつけておくようなものである。

 実は、金銭はその人の努力に正比例し、欲心に反比例して集まってくる。
財貨は、喜んで働く人に自然にめぐまれる。
欲心(よく)のあるだけ差引される。」

今日は、ここまで

・物は少しでもよく働かしてくれる人のところに集まる。
・金銭も生かして働かせてくれる人のところに集まる。

ということを学びました。

今日も一日、
明るく朗らかに、喜んで働きます。


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