子女名優

今日の学び
「子女名優」
からの学び「その4:振り返り」です。

「子供は親そのままである。顔形から、身ぶりから、言語(もの)の言いぶりから、くせに至るまで・・・。
どんな上手な彫刻家も、これほどうまくに通った肖像を制作することは出来ない・・・と思われるほどよく似ている。
ここまではだれでも知っている。けれども、親子はまだまだ思いも及ばぬこところまで、同じであることには気づかぬ。
生れて間もない子供でも、母親が忙しい時には心が落つかず、両親に心配があるとよく眠らぬ。
大きくなるにつれて、両親がその年頃にした通りの事を繰り返す。又今している事を行い、心に思っている事でさえ、そのまま親の身代わりに実演する。
 こうしたことは、これまで心理学者も教育学者も全く知らなかった。そのためにどれほど子供に無理を言い、その個性を摘み取り、希望の芽生えを焼き枯らしたか知れぬ、子供の体質も、性質も。ことごとく両親にこれをうけ、くせも、日々の行いも、十二三歳までは、全部両親の心行ないの反映である(時によると、祖父母や、学校の先生や、その他の人達の影響もあるが)。だから子供が手に負えぬ、悪くて困るという時、その原因はことごとく両親にあると知って、自分を改め、夫婦が明朗愛和に帰る時、子供たちには指1本ふれず、一言も言わなくとも、りっぱに直ってしまう。
風がたてば、さわさわと音をたてて騒いでいた竹林が、風の止んだそのしゅん間、すっかり静まってしまうように。

子供自身に、あらわれた病気でさえも、例外なく、親の生活の不自然さが反映したままである。 これを知ったら、世の人々は、どれほど安心することであろう。こうした事が、うそかまことか、それは人に聞くまでもない。子を持つ世の親たちは、自分自分のこれまでの生活と、子供たちの性質なり、することなりを、静かに観察すれば、はっきりすることである。
親たちは上べを飾り、人前をつくって上品に暮らしていても、子供たちは、堂々と、つつみかくしなく、親の心を実演す。 家は、その小さな名優の舞台である。」

という学びでした。

どんなに、
否定しても、両親から命を受けたことは否定できません。

狼に育てられたという少女がいたそうです。
その少女は、発見されても、笑顔になることがなかったそうです。
一度も笑顔がなく、一生を終えたそうです。

私たちは、どうして笑顔ができるんでしょうか?

きっと、両親や周囲の方から
笑顔を学んだのでしょう。

新型ウィルスの感染者が発生する状況が続く中でも、
親子で悲惨な事件を耳にすることが後を絶ちません。

今のエンジニアの仕事ができることになったのも、
子供のころに、家にエンジニアが来て仕事をするシーンを
見ることがあったからです。

自分がエンジニアの仕事をするようになったとき、
そんなことは、忘れてしまい不平不満を言っていました。

でも、エンジニアの仕事から離れることは、出来ませんでした。

今日の朝会では、「どんな恩を受けた?」
について考える宿題がありました。

「エンジニアの仕事を学んだこと」としましたが
「命を頂いたこと」までは、
考えられませんでした。

改めて当たり前のことに感謝です。

「愛、感謝、謙虚、誠実、挑戦」
⇒ 
笑顔!!、うなづき!!、拍手!!、挙手!
できること、そして子供たちに感謝です。

今日の心がけ
『子は親の心を実演する名優である』

今日のアウトプットは
「ありがとうを100回以上言う」です。

今日一日、
朗らかに、安らかに、
喜んで進んで働きます。

志・愛を持って
積極的に強気でいきまーす。


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