今朝の学びは、「暦に親しむ」です。
「五月の旧暦の名称は、「皐月」(さつき)といいます。
早苗を植える月「早苗月」さなえづきの略と言われ、
「皐」の字には「神に捧げる稲」の意味もあります。
日本では明治5年まで「太陰太陽暦(旧暦)」を使っていました。
現在の暦とは約ひと月ずれています。
そのなごりが随所に見られます。
例えば「五月晴」の本来の意味は「梅雨の合間の晴れ間」をいいます。
これは旧暦の五月が梅雨の時期だからです。
今ではその意味が広がり「五月のさわやかな晴れ間」を指す言葉としても使われています。
かつて「暦」こよみは、適切な時期に農作業を行うために大変重要でした。
自然は時に洪水や干ばつなどを引き起こします。
先人たちは自然に対し畏敬の念を持ち、周期を記録し後世に伝えていったのです。
今でも「立春」「立夏」などで季節の移り変わりを知らせ、衣替えや田植え期、
収穫期などを知らせてくれます。
「暦」に親しみを持ち、先人たちの知恵に学びましょう」
「暦の中の言葉の意味を調べてみましょう」
という学びでした。
今日の標語は、
「喜びは分けるほど深くなる」
自分が嬉しいことを他人にも行う。
他人が喜ぶことを進んでしていると、
自ずと人や金品に恵まれていく。
連休が明けて、改めてスケジュールを見直したいところですが、
今までの考え方で計画しても無駄になりますね。
そこで、変わらないことは何か?
自然をもとにした「暦」を学ぶことはどうでしょうか?
今回のの出来事を、こよみと合わせて「後世に伝える」べきことは
何か?
こんな状況でも自然の変化は、皐月に入っていきます。
「変わらないこと」と「変わること」を分けることで
喜びを深くしていきたいと考えます。
今日の目標は、「明るい言葉かけ」です。
今日一日、
朗らかに、安らかに、
喜んで進んで働きます。