今日のブログメッセージは、
4月1日、新学期のはじまりメッセージとして、
「職場の教養」からの学びです。
多くの学びがある内容なのでそのまま、お伝えします。
「生物には、進化の過程で絶滅するものもいれば、長く生き残るものもいます。
その違いは生物としての優劣だけでなく、偶然が大きくかかわっていることが、
研究からわかっています。
これは技術における生存競争にもあてはまります。
例えば現在、パソコンのキーボードの上段は、左から「Q,W,E,R,T,Y」という
アルファベットの並びになっています。 理由は諸説ありますが、
必ずしもその配列が、扱いやすいというわけではないようです。
タイプライターの時代には速く打ちすぎると、機械が故障してしまうため、
速く打てないように、現在のような配列にしたという説もあります。
このことは、技術の歴史において絶滅したものや絶滅しかかっていつものが、必ずしも劣っているわけではないことを意味します。技術の場合はその良さが再発見されれば、現代によみがえらせることが可能です。
過去の技術は、現在の技術に新たな視点を与えてくれるかもしれません。
再利用とまではいかなくても、過去の技術にも目を向けることが大切なのです。」
「過去の技術にも目を配りましょう。」
という内容です。
「機械が故障しないように、速く打てない配列にした」っていう考え方、スゴクないですか?
本当かは疑問ですが非常に勉強になります。
あえて、使いにくくするのは、安全のため、生存のため、使う人のため!
であれば正解のような気がします。
スマートフォンの先にあるものとして、
効率化や使いやすさだけを追求するのではなく、
今の世界情勢にマッチしたものを!
過去からの技術も含めて、考えたいものです。
例えば、
「家から2週間でないように・・」
こんなルールは、経験したことがありません。
ですが、これも含めて
どうすべきかを考えるときです。
過去の技術にも目を向けて!
戦時中の「疎開」というのを思い出しました。
今の損害を少なくするためとして、
歴史上の技術にも目を向けるときかもしれません。
テスティングの技術でも、
そんな目線で取り組みたものです。